空き家売却の方法とポイント解説 | センチュリー21安藤建設

空き家売却の方法と流れをわかりやすくご案内します
空き家をお持ちの方から「どうやって売却するのが一番良いのか?」というご相談を多くいただきます。空き家の売却は、物件の状態や立地、ご希望の売却スピードによって最適な方法が異なります。ここでは、空き家売却の主な方法と、それぞれの特徴や注意点、売却の流れについて詳しくご説明いたします。
空き家売却の主な方法
空き家の売却方法は、大きく分けて「そのまま売却」「リフォームして売却」「解体して更地で売却」「不動産会社による買取」の4つがあります。それぞれの特徴を見ていきましょう。
1. そのまま売却する方法
空き家を現状のまま売却する方法は、最も手間がかからず、費用の持ち出しもありません。築年数が20年以内であれば中古住宅として、20年以上の場合は「古家付き土地」として売却されることが多いです。例えば、築15年の空き家であれば、リフォームせずともすぐに住める状態であれば中古住宅として販売でき、土地の価値に建物の価値を上乗せして売却できるため、比較的高く売れる可能性があります。
ただし、築年数が古い場合や建物の状態が悪い場合は、買い手がなかなか見つからないこともあります。また、売却価格は他の方法に比べて安くなることが多いですが、「できるだけ手間をかけずに売りたい」「早く現金化したい」という方にはおすすめの方法です。
2. リフォームして売却する方法
空き家の状態が悪く、現状のままでは買い手が付きにくい場合、リフォームをしてから売却する方法もあります。リフォームによって見た目や設備が新しくなれば、購入希望者の印象も良くなり、売却がスムーズに進むことがあります。
例えば、水回りや内装をリフォームしたことで、すぐに住める家として評価され、早期売却につながったケースもあります。ただし、リフォーム費用は売主の負担となるため、費用対効果をよく検討することが大切です。リフォームにかけた費用が売却価格に十分反映されるかどうか、事前に不動産会社と相談しましょう。
3. 解体して更地で売却する方法
建物が老朽化していて倒壊の恐れがある場合や、リフォーム費用が高額になる場合は、建物を解体して更地で売却する方法も選択肢のひとつです。更地にすることで、買主が解体費用を負担する必要がなくなり、購入後の使い道も広がるため、買い手が付きやすくなります。
ただし、解体費用は売主の負担となります。また、更地にすると土地の固定資産税や都市計画税が高くなる点にも注意が必要です。例えば、築50年の空き家を解体して更地にした場合、買主が自由に家を建てられるメリットが生まれ、早期売却につながることも多いです。
4. 不動産会社に買取を依頼する方法
「とにかく早く売りたい」「手間をかけたくない」という場合は、不動産会社による買取も有効です。買取の場合、最短1週間ほどで売買契約が成立し、1ヶ月以内に現金化できるケースもあります。仲介による売却に比べて売却価格は相場より安くなりますが、内見や広告活動が不要で、瑕疵担保責任(売却後のトラブル)も軽減されるため、安心して取引ができます。
例えば、遠方に住んでいて空き家の管理が難しい場合や、相続した空き家を早急に現金化したい場合などにおすすめの方法です。
空き家売却の流れ
空き家を売却する際は、次のような流れで進めていきます。
- 空き家の現状確認(築年数や老朽化の程度、登記名義などをチェック)
- 必要書類の準備(登記簿謄本、固定資産税納税通知書など)
- 不動産会社に相談・査定依頼
- 媒介契約の締結
- 売却活動(広告、内見対応など)
- 買主との条件交渉・売買契約締結
- 代金決済・所有権移転・引き渡し
- 税金処理・確定申告
特に相続で取得した空き家の場合は、相続登記が済んでいないと売却できません。まずは登記名義の確認と必要に応じた相続登記を済ませましょう。
空き家売却時の費用と税金
空き家売却時には、仲介手数料や登記費用、場合によってはリフォーム費用や解体費用が発生します。また、売却益が出た場合は譲渡所得税がかかることもあります。相続した空き家の場合、「被相続人の居住用財産(空き家)を売却したときの特例」など、税制優遇が受けられるケースもあるため、売却前に専門家にご相談いただくと安心です。
例えば、相続から3年以内に売却すると税制優遇を受けられる場合がありますので、売却のタイミングも重要なポイントとなります。
空き家バンクや自治体制度の活用
地方にある空き家の場合、自治体が運営する「空き家バンク」を利用する方法もあります。空き家バンクは、地域の移住希望者や住民に向けて物件を紹介し、マッチングをサポートする制度です。自治体によっては、リフォーム補助金や解体費補助などの支援が受けられることもあります。利益よりも「誰かに使ってもらいたい」「地域活性化に貢献したい」という方におすすめの方法です。
空き家売却でよくあるご質問
「空き家の状態が悪いが売れるのか」「遠方に住んでいても売却できるか」など、空き家売却に関する不安や疑問をお持ちの方も多いかと思います。実際には、空き家の状態や立地によって最適な売却方法は異なりますし、遠方にお住まいの場合でも、当社が現地調査や売却活動をサポートいたしますのでご安心ください。
例えば、長年空き家になっていた物件でも、現地調査を行い、適切な売却方法をご提案することで無事に売却できたケースもございます。
まとめ
空き家の売却は、物件の状態やご希望に応じてさまざまな方法があります。どの方法が最適かは、お客様ごとに異なりますので、まずはお気軽にご相談ください。センチュリー21安藤建設では、地域密着の豊富な経験を活かし、お客様のご事情に合わせた最適な売却プランをご提案いたします。空き家の売却をお考えの方は、ぜひ当社にご相談ください。
空き家の売却は、センチュリー21安藤建設にお任せください。ご相談・査定は無料です。まずはお気軽にお問い合わせください。
※本コラムは2025年6月29日時点の情報に基づいて作成しています。法改正や制度変更等により一部内容が異なる場合があります。最新情報やご不明点はお気軽にご連絡ください。


- 一戸建て・土地・マンションなど
無料で売却価格の査定をいたします。 - 不動産売却TOP
- 査定依頼フォーム
- 売却査定実績
- 売却成功事例
- 不動産売却コラム
- 不動産売却の流れ
- 「仲介」と「買取」の違い
- 不動産売却時の諸費用
- 少しでも高く売るポイント
- よくある質問
- 仲介手数料について
月々返済額から検索
※上記ローン返済額別物件特集(月々の支払)につきましてはあくまで目安となり、銀行審査で個人情報等により異なるケースもございます。